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北海道で見つかったアンモナイト化石の企画展! 「北海道のアンモナイト ~コニアシアン編~」2月4日〜5月7日開催【道央自動車道 三笠ICから約12km】

2023年01月18日 13時20分更新

 北海道の三笠市立博物館は2月4日〜5月7日の期間、企画展「北海道のアンモナイト ~コニアシアン編~」を開催する。

 この企画展シリーズでは、白亜紀を細かく分けた各時代をテーマとして、三笠市立博物館ボランティアの会会員が所蔵している、北海道から見つかったアンモナイト化石を展示している。

 第9弾となる今回のテーマは、「コニアシアン期」という時代。コニアシアン期は、今から8980万~8630万年前の期間を指す時代であり、2018年に、北海道大学を中心とした研究チームにより、芦別市産のティラノサウルス類と思われる化石が発見されたのも、この時代の地層だ。

 コニアシアン期のアンモナイトとしては、プリオノサイクロセラス、フォレステリア、ペロニセラスのような、この時代にしか見られない種類が見られる。これらは、より南の暖かい海から、現在の日本周辺にあたる地域に流入してきた種類だと考えられている。

 その一方で、ひとつ前の時代であるチューロニアン期から続いて、日本周辺の海で独自の進化を遂げたアンモナイトのグループもいる。その一例が、ニッポニテスに代表される異常巻きアンモナイトだ。2020年に同館から発表した、新種の異常巻きアンモナイト「エゾセラス・エレガンス」も、まさにコニアシアン期の異常巻きアンモナイトのひとつ。

 今回の企画展では、そんなコニアシアン期のアンモナイト化石、およそ300点が展示される予定となっている。準備状況も、追ってウェブページにて掲載していくとのこと。詳細はこちら

北海道のアンモナイト ~コニアシアン編~
場所:三笠市立博物館 多目的ホール(北海道三笠市幾春別錦町1-212-1)
期間:2月4日〜5月7日
入館料:博物館入館料のみ

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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