オリエンタリズムあふれる絵画を通して見る異色の生涯 サントミューゼ 上田市立美術館「中村直人 モニュメンタル/オリエンタル」4月15日~6月11日開催【上信越自動車道 上田菅平ICから約4.5km】
長野県のサントミューゼ 上田市立美術館は4月15日~6月11日、上田市立美術館・目黒区美術館共同企画「中村直人 モニュメンタル/オリエンタル」を開催する。
中村直人(1905-1981)は、長野県小県郡神川村(現・上田市)に生まれた芸術家。少年期に山本鼎の勧めによって彫刻家となり、次第に院展で認められるようになった。しかし一転、1952年にパリに移住し、グアッシュ(不透明水彩絵の具)作品により好評を博するようになる。帰国後は二科会の会員となり、彫刻、絵画、版画など数多くの作品を手掛け、哀愁漂う女性像や裸婦像によってそのイメージを定着させた。
本展では、戦時中に制作された大型の記念碑的—モニュメンタルな彫刻作品や、ヨーロッパで人気を得たオリエンタリズムあふれる絵画を通して直人の異色の生涯を紹介する。
関連イベントとして、ギャラリートーク(4月22日・6月4日)や、夜間観覧「夜のさんぽミューゼ」(5月12日)、美術館講座「地域の彫刻を知る」バスツアー直人編(5月21日)、ワークショップ「アクリル絵の具で直人体験!」(5月28日)を開催。
中村直人 モニュメンタル/オリエンタル
期間:4月15日~6月11日
休館日:火曜日(祝日の場合はその翌日)
時間:9時~17時 (最終入場は16時30分まで)
会場:サントミューゼ 上田市立美術館 2階展示室
観覧料
・前売券:(3月15日〜4月14日)
一般のみ:800円(上田市立美術館ミュージアムショップで販売)
・当日券(4月15日〜6月11日)
一般:1000(900)円
高校・大学生:500(400)円
小中学生: 300(200)円
※( )内は20名以上の団体
※障害者手帳携帯者は半額、その介助者1名は無料
※常設展示室の山本鼎コーナーも観覧できる
※母の日(5月14日)、父の日(6月11日)に親子で来場した先着10組(ペア)に、館内カフェのドリンク券(400円分)をプレゼント
イベント情報:https://www.santomyuze.com/museumevent/nakamuranaondoten_2023/
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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