アイドルグループ「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」のメンバーがクルマに乗って、彼女たちのプチな願いを叶える当企画。今回は大信田美月(おおしだ みつき)さんと村山結香(むらやま ゆうか)さんが、東北道に乗って那須まで「どらい部」し、エンジョイしてもらいました。果たしてどんなプチな願いだったのでしょうか?
サファリパークに行ったことがない? なら行きましょう!
2人に行ってみたい場所を訪ねると、サファリパークや牧場と、まるで仲良しの双子のような返答。
大信田さんは「サファリパークとか牧場は、記憶がないくらい子どものときに連れて行ってもらったくらい」だとか。ちなみに動物の中では馬と虎がお好きだそうです。虎が好きというあたり、関西出身だからでしょうか
村山さんは「小学校低学年の頃に1度行ったことがあります。(出身地である)九州のサファリパークでライオンにエサをあげたことが印象に残っています」とのこと。ちなみに好きな動物はライオンだそう。「カッコいいというか、強そうなイメージがあって。だから動物園とかだと、長い時間ライオンを観ていました」だとか。虎とライオンと、好きな動物も似ている2人です。
今月のドライブカー:トヨタ「ランドクルーザー300」
そんな2人は、好きなクルマも同じ傾向。「実家のクルマが大きいんです」(大信田)、「家族から誕生日プレゼントで貰ったラジコンがHUMMERで。それがきっかけで大きなクルマに興味を持つようになりました」(村山)と、大型の四輪駆動車がお好き。
そこで今回は、サファリパークへお出かけするということもあって、トヨタ最強の四輪駆動車「ランドクルーザー300」をご用意しました。
「大きなクルマに乗る機会もなかったので、運転席に座らせていただいて、すごくクルマを運転したくなりました。でも、大きいから多分、色々とぶつけちゃうかも(笑)」と村山さん。
大信田さんは「実家のクルマに似ているので、親近感が湧きました。でも実家のクルマより大きいから、ゆったりしていて、車内で生活できそうですね(笑)。とても大きいけど、父も母も大きなクルマを運転しているから、私も運転できそう」と、かなり気に入られたようでした。
上河内サービスエリア(下り線)で朝ラーメンと朝餃子
今回向かうのは、都内の編集部から約150km先にある「那須サファリパーク」。いままででイチバンの遠方「どらい部」だったりします。ということで、早い時間の集合となったのですが、2人は、朝からとても元気いっぱい。
東北道に乗って那須へ向かって出発。天気に恵まれ、絶好の「どらい部」日和です。そうしてクルマに乗ること約2時間、栃木県宇都宮市の上河内サービスエリア(下り線)でひと休みすることにしました。みんなお腹ペコペコですので、ここで食事にしましょう。
宇都宮市と言えば餃子の街。上河内サービスエリア(下り線)の中には、餃子コーナーがあったりします。ほかにもレストラン「和食 九尾」もあり、落ち着いた場所で栃木県産「和豚もちぶた」を楽しむこともできます。
宇都宮ということで餃子? と思いきや、ニアジョイらーめん部の部長である大信田さんは、あっさり味の「塩らーめん」をチョイス。さすが部長。まったくもってブレません。
村山さんは、悩んだ結果「とんきっき餃子チーズゆば丼」を注文。「結構グルメとか挑戦派で。だから今回も挑戦してみようと思ったんです。で、名前に惹かれちゃって。餃子と湯葉が合わさって丼になるって、美味しいものの組合せだから美味しいに違いないと思って」と選んだ理由を教えてくださいました。
席について、ちょっと早めの昼ご飯をいただくことにしましょう。
まずは大信田さん。「普段食べる塩ラーメンって、ちょっと塩分が強めのラーメンが多いかなと思うんですけれど、あっさりめの塩ラーメンで。スープを全部飲み干しそうなくらいに、食べやすかったです。ユズが添えられているのも珍しくて、それもあってサッパリとした印象でした」と、さすがニアジョイらーめん部の部長。見事な食レポです。
餃子丼を食べた村山さん。「色々な味がして、美味しいが詰まった丼です。親子丼と似ているところもあるけど、親子丼は出汁が香るみたいなところがあると思うのですが、この餃子丼はちょっと甘さが強めな感じ。私は甘いのが大好きなので、パクパクっと行けちゃいました。あと、上に乗っているフリーズドライのイチゴもまた、アクセントでいいと思いました」と気に入られたようです。
続いて、イチゴを中心としたカフェ「栃木いちご王国」へ。栃木といえば「とちおとめ」に代表されるようにイチゴが名産品です。食後のデザートとして「いちごみるく」(430円)をいただきました。ミルクの中に、凍らせたイチゴとスカイベリーのパウダーが入った贅沢な一品。
「コンビニとかで売っているものはまろやかな味ですけれど、これはさっぱりして飲みやすいですね。甘さもありつつ、それほど甘さがしつこくなくて、お口直しにちょうどいいですね」(大信田)。
「イチゴが凍っているんですけれど、その周りに牛乳がついて、ちょっとアイスみたいな感じになっていて、それが美味しかったです。少し時間を置いてちょっと溶けちゃった部分のイチゴもまた美味しくて。どのタイミングでもとても美味しくいただけると思います」(村山)と、イチゴを堪能したようです。
那須サファリパークでたくさんの動物に囲まれる
クルマは再び那須方面へ。那須ICで降りて15分ほどで、目的地の「那須サファリパーク」に到着します。1980年にオープンした那須サファリパークには、50種類500頭羽の動物たちが元気よく暮らしています。
入口に入ると、たまたま散歩していた東南アジアを中心に生息する動物「ビントロング」がお出迎え。黒くてモコモコした見た目が愛らしく、ポップコーンのような匂いがするジャコウネコ科の動物です。2人の間を駆け巡ったり、飼育員さんに登ったりと、とても活発に動き回りました。大信田さんはビントロングがとても気に入られた様子で、カワイイを連発です。
まずはアジアゾウに乗って、シカたちのいるエリア内を散策する「ゾウライド」(1人2000円)に挑戦。2人は、ゾウに乗るのは初めての経験です。
二階建ての建物から象の背中へ。準備ができたらゆっくりと歩きはじめます。結構揺れそうですが「馬と違って、ゆったりのそのそという動きが可愛かったです」(大信田)だそうで、結構揺れるようですが、酔ったりはしなかったとのこと。
約10分の散策「上から動物たちを見るのがすごく新鮮でした。すごく楽しかったです」(村山)と満喫されたよう。時折クルマが通るのですが、ゾウはそちらに寄ってサービスをしたり。ちなみにゾウのエサ(500円)も販売しており、エサをあげて一緒に記念撮影もできるそうです。
ゾウライドの近くでは、シロサイが横になって日向ぼっこ。かなり近くで見られます。
サファリパーク巡りは、マイカー(500円)のほかレンタカー(2500円)、ライオンバス(大人1200円、子ども600円)、そして金網で覆われたワイルドライド(1500円)と多彩に用意されています。そのうちワイルドライドのみライオンへの肉やりができるということなので、ワイルドライドで巡ることにしました。
ワイルドライドは11時と14時の1日2回運航(時期によっては12時30分の運行もあり)。バスに乗車すると、なんか檻に閉じ込められたようです。バス車内では飼育員が動物たちのことを解説してくれます。
最初に2人を迎えてくれたのは、ベンガルトラとホワイトライオン。ホワイトライオンは、アフリカライオンの白変種で「ホワイトライオン」という独立した種がいるわけではないそうです。世界的に貴重で、日本で姿を観られるのは数ヵ所しかありません。
そしてライオンの肉やりに挑戦です。バスが停車するとライオンたちが寄ってきます。そして、トングを使って馬肉を網の外へ出すと、ライオンがパクッと。ライオンの息遣いなどを間近で感じ取れるほどで、その迫力に車内は“どったんばったん大騒ぎ”です。
「カワイイ!」と大信田さん。「お肉を食べている時は獣そのものという感じですけど、檻に摑まる肉球がはみ出ててカワイイんですよ」と語ります。
幼少の頃にライオンに肉やりをしたことがある村山さん。「もっと色々なところを見ることができました。たとえば目とか引き寄せられる眼力があるんですよ。檻のクルマだからこその良さだなぁって思いました」と、新しい魅力を知ったようです。
バスは草食動物のエリアへ。檻の窓は開けられ、手で直接エサやりができるようになります。まずはキリンから。ビスケットやペレットをあげる度に、バスの中では歓びの声があがります。「やっぱり近くで見ると大きいですね。動物園では味わえない距離感なので、動物の温かさとか感じられてうれしかったです」(村山)と歓喜の声があがります。
その後もバイソンやシマウマなどと触れ合う2人。なかでも大信田さんはアニメ映画に出てくる動物のモデルになったというエランドに興味津々。「角の巻き方が近くで見ると、とても繊細というか。すごく芸術的だなって思いました」と、強く印象に残ったようです。
「どの子もすごく可愛かったです。必至に食べてくれる姿がとても可愛くて、たくさん写真に収めちゃいました」と言葉を揃える2人。大満足でワイルドライドの車両から降りたのでした。
すぐ近くには「ふれあい広場」があったので、お邪魔することに。あっという間にウサギたちに囲まれてしまう2人でした。
那須サファリパークの中には、レストランやサファリショップも併設されています。サファリショップには那須サファリパークのオリジナルアイテムがいっぱいです。ちなみに大きなキリンのお値段は30万円だとか。せっかくなので「アニマルぬいぐるみ」の中から、お好みの子を選んでいただきました。
大信田さんはビントロングをチョイス。ビントロングが相当気に入られたようです。
村山さんはホワイトライオン。「可愛かったです」とカワイイ笑顔をみせてくれました。
こうしてサファリパークを堪能した2人。終始笑顔の絶えない、楽しい1日をエンジョイしていました。
今月の読者プレゼント
大信田さんと村山さんに、上河内サービスエリア(下り線)で読者プレゼントのお土産をセレクトしていただきました。
大信田さんと村山さんが選んだお菓子と、サイン入り特製ステッカーをセットで各3名、6名様にプレゼントします。ご希望の方は、ハイウェイウォーカー公式X(@Highway_Walker)の当該ポストをご確認のうえ、ふるってご応募ください。
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